有限会社マス・ウェルズという会社さんが、演奏会やリサイタルをトータルサポートするサービスを開始していたようです。



こういう、いわゆるワンストップのサービスは、ありそうでない、高そうで安価（割と）、面倒臭くない、トータルでそれとなく安心…みたいなところがポイントですよね。

それぞれのサービスに関しては、驚くほど安い！というわけではなさそうなのですが。
「あれもこれも欲しいけど、なんか色々面倒くさい」
そんな声を解消する上手な方法を、実行に移したのが素敵だと思います。

音響・照明のオペレーション費としては、そんなに安いわけでもない。
けれど高くも無いから、手っ取り早くここにオファーする人も少なくなさそう。

…友人知人にフリーのビデオカメラマン、フリーの音響さんが何人かいるのですが。
このご時勢…こういう企業の出現は、なかなか難しい問題なのかも知れません。
フリーランスは人柄・価格・スピード・質…と、必須要件をいくつも持ち合わせていないと成立しないですものね。


表現者が、表現欲をフルに活かして生計を立てていくのが難しいように。
その表現者ありきで生計を立てていく人々もまた、難しい時代だと思います。