大学の先生「こんな日本語は間違っている。どういうつもりなのかね」
僕「先生、これは現代の若者を描いた映画のシナリオですよ。
若者言葉をそのまま台詞として表記しているのです。
それが最も自然なシナリオです」
大学の卒業時に、口頭試問でちょっとモメました、
くろまうすです。
日本語について、よく考えることがあるのですが。
今日は調べてみて「なるほど!」と思ったお話。
○「ご報告」「ご連絡」「ご相談」という日本語
僕は「報告する」「連絡する」「相談する」という“自分の動作”には、「お」や「ご」といった敬語表現は使うべきじゃないと思っていました。
だって、「~~スル」のは自分であって、自分に対して敬語を使うのは変じゃないですか。
でも、ちょっと調べてみたら…
「ご報告いたします」「ご連絡いたします」「ご相談いたします」という表現は、正解なのだそうです。
この「ご」は、謙譲語としての「ご」なのだそうです。
「わたくしから貴方様に、ご報告いたします」
この使い方(謙譲語の「ご」)も正しいし、
「貴方様からわたくしが、ご報告いただきました」
という使い方(尊敬語の「ご」)も、正しいようです。
…やっぱり日本語って難しい。
そして、難しいから面白い。
参考にしたページ:
自分の相談なのに「ご相談」って正しいですか? 正しい敬語の使い方PR