神聖かまってちゃん。
名前だけは小耳に挟んでいました。友達のカーステレオから流れているのを何度か耳にしたことはありました。
けれども、さほど詳しくは知りませんでした。
そんな折、友達から「ソノ方面では話題になってるバンドがどんなもんか観てみてよ」とお誘いをいただいて。
確かに、ソノ方面で話題になっているモノやヒトについて知っておくのはとっても良いことだ!それでこそ“浅く広い僕”らしい、と思い至り。
2009年10月に行ったぶりの“
ラ チッタデッラ(川崎)”に降り立ちました。
相変わらずステキなおもむきで、とっても落ち着くミニタウン。
…あぁ、デートがしたい。女の子と、デートがしたいよ。
なんてことを考えつつ、
クラブチッタへ。
そして僕が見た、神聖かまってちゃんライブの衝撃と感想については、以下に続く…。
※前置き
僕の感想です。あくまでも「とっても良かった、面白かった」ということを前提に書きます。
神聖かまってちゃん、
酷いよ!(いい意味で)
とても楽しかったですが、プロらしからぬというか、やっぱり「タブーを侵す」ようなパフォーマンススタイルで、正直ズルいなぁと思った。
お笑いで言うと、正統派漫才・話芸に対して「スベリ芸」というか。
ライブMCがまぁ~ひどい。
の子(G&Vo)の発言に、ツッコむでもなく絡むmono(Key)。
冷静な一般人ぽく振る舞いつつ、別にフォローするわけでもない…ちばぎん(B)。
拡散するトークをくまなく拾うようでいて、特にまとめないという…みさこ(Dr)。
あんなにめいめいが自由発言で、そして収まらないまま曲が始まるMCは初めて見ました。
多分、他のバンドが真似したら大ヒンシュクだと思います。
この、神聖かまってちゃんだけが許されるスタイルのような気がしました。
それは、曲(演奏)とか、アンコールの演出などについても同様で。
普通に考えたら、メンバー内の誰か大人の人が「ちゃんとする」はずなのに。
みんな、どこかフザケているというか、ちゃんとした大人じゃないっぽい。
「ちゃんとしようとする」人が居ないみたい。
それが、パンクというか型破りというか。
ある意味「小さくまとまるつもりが本人たちにサラサラ無い」という。
あまりにも子供じみていて、楽しそうで、素直で無骨で、色々下手で。
最強に面白いバンドでした。
僕が好きとかキライとかはまったく別として。
ソノ方面のみんなが楽しめるライブってのは素敵だーと、思いました。
このバンドが大ヒットする時代には納得できないけれど。
このバンドが生き残っていける時代がとても望ましいね。
PR