大阪全停止。
その鍵を握るのは、トヨトミの末裔だった。
映画『プリンセス トヨトミ』公式サイトより。
しかし…。
テレビCMを見ても、正直よくわかりませんよね?
ですよね、僕もよくわからないんです。
そこで、僕なりにこの映画の観かたを考えてみました。
見所は、ふたつだけ。
■小説家:万城目学の世界観『
鴨川ホルモー』『
鹿男あをによし』でご存じの方も多いと思います。
僕は『
プリンセス・トヨトミ』も含め、どれも原作は拝読していませんが。
どうやら先のキャッチコピーからも推し量れるように、今回の映画もそう違わない世界観っぽいです。
奇想天外な設定を軸に、異様な世界観で一気に物語の中へ引きずり込む作風。
それを元に考えるのであればきっと、今作も
「あり得ない」「わけわからない」「そもそも意味ない?」ような
ナンセンスなんじゃないでしょうか。
ということは、観かたとしては。
「そもそも“
オチ”だとか“
リアリティ”だとかは
期待しないほうが良いでしょう!」
■豪華キャストが大真面目に…堤真一。綾瀬はるか。岡田将生。中井貴一。
その他にも数々のキャスト陣が名を連ねています。
しかもテレビCMでは、妙にシリアスっぽい、映画『ダ・ヴィンチ・コード』を思わせるかのようなミステリーの香りをも漂わせる予告編。
…おかしい。そんなはずはない。
だってそもそも、万城目学ですし?そもそも「大阪全停止」ですよ?
こんなフザケたキャッチコピーなのに、そんな真っ当な作品なわけないじゃないっすか!
きっと僕の予想どおり、ヘンテコで子供じみたファンタジーを、大のオトナが大真面目に映像化しているだけのはずなんです。
そう、とってもエンターテイメントな、娯楽そのものをニヤニヤ楽しめる作品のはずです。
だから、観かたとしては。
「
しょーもない物語をガチで演じる役者たちが創り上げる
エンターテイメント映画だ!」
と思って、クスクス笑うつもりで映画館へ行くべし。
…とは言っても。
僕は本編とはまったく関係の無い単なる予想屋ですので。
内容について、一切の保証はできませんけれどもね。
けれども、こういう観かたで映画館へ行けば、きっと楽しめるだろうと思うんですよ。
だから、5月28日の公開を、楽しみにしています。
肩の力を抜いて、観に行きましょう。
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