9/1(木)開催:
ソーシャルストリーム全盛時代だからこそ見直すブログ術 &一歩踏み出すマキコミ術 Presented by Six Apartというイベントを観覧してきました。
参考:
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9/1(木)開催:ソーシャルストリーム全盛時代だからこそ見直すブログ術 &一歩踏み出すマキコミ術 Presented by Six Apart | アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 | Fans:Fans>>
ソーシャルストリーム全盛時代だからこそ見直すブログ術 &一歩踏み出すマキコミ術 Presented by Six Apart にご参加ありがとうございました|AMNイベントレポート|ブログ|Agile Media Networkイベント概要を読んでみても、どうも横文字ばっかりで。
「ソーシャルメディア」「ソーシャルストリーム」。
僕みたいな、ごく一般的で庶民的な、ネットメディアの第一線を駆け抜けるわけではなく大衆の中に身を置きながらエンターテイメントを展開していこうという人間には、ちょっと高度なテーマのトークイベントだとは思ったのですが。
一方的に慕ってやまない、アジャイルメディア・ネットワークの
徳力さんが司会を務めるらしいし。
ネタフルの
コグレマサトさん、
みたいもん!の
いしたにまさきさん両名は、僕を含めブロガーを志した人なら誰もが先人として敬愛する人気ブロガーさんなので。
話を聞いておいて損はないかと思ったのです。
そんなわけで、このイベントを聴講してみて受け取った、いくつかのメッセージを。
出来る限りシンプルに、そして僕なりに独自の解釈を、記事の続きにまとめておきたいと思います。
▼
○ソーシャルメディアは、ブログに取って代わる存在ではない名言されていたのは、ソーシャルメディア(twitterとかFacebookとか)は、決して現状の「
ブログ」というツールに取って代わるものではない、ということ。
「ブログの次(先)」にあたるものは、今のところ誕生していないということ。
(数年前にmixiに人が集中して、またmixiから人が流出したのと似た動き)
○「ブログ」を書くことは「ログ化」するということmixiのように、コミュニティとして閉ざされた環境内ではなく。
ソーシャルメディアのように、双方向かつ瞬間的な状況下にでもなく。
誰もがどのようにも閲覧できる場所に、ログとして
書き残すということ。
それがブログの最たる姿で、ブログ以外には考えられないアクションだと感じた。
○自分の“ホーム”としてのブログ、アウトソース先のソーシャルメディア自分の思ったこと、直面した疑問、見つけた情報、触れたモノ。
あらゆるものを、自分の言葉(文章)で
ログ化していくブログは、インターネット上の自分の“ホーム”になり得る。
帰りつける場所というか、自分の住処みたいなモノに、ブログはなり得る。
けれどもソーシャルメディアはそれに比べれば、自分の体や言葉や思想の
断片部が出かけていくところのようで。
場合によっては「ブログへ誘導するツール」であったり「ブログを構築するためのツール」であったりするので、究極的には“ホーム”にはならない。
○ブロガーはなぜ「毎日書く」ことを推奨するのか?一流ブロガーは、決まって「
毎日ブログを書こう」と言う。
僕は正直、これに関しては疑問があって。
一般人・庶民の“人生を楽しむためのブログ”としては、なにも毎日書く必要はないと思う。
この考えは変わらない。
けれども、例えば彼ら一流ブロガーのように「毎日たくさんの人に見てもらえるブログ」を自分の手にしたいのであれば、単純に言えば、毎日書かないとそれが実現することはなくて。
たくさんの(魅力ある)人と交流できるようなブログにしたければ、その対象が魅力的だと思ってくれるブログを書かなければいけなくて。
つまりブログというものは「毎日書かなくてはいけないもの」ということでは決してないけれど、確実に「毎日書かなければ“その程度”にしかならないもの」であるっぽい。
○あなたのブログは、何のブログ?ここまでを踏まえると、ブログの書き方はその目的次第でそれぞれだと思う。
けれども最低限「何のブログか」ということは、自分で決めておく方が良さそうで。
ゲストスピーカーのインスパイラル成城眼鏡店:春山さんは、はっきり言えば「店舗の新規顧客を獲得するためのツール」として、ブログを活用されているようで。
同じくゲストの社団法人さいたま観光コンベンションビューロー:大和田さんは、はっきりと「さいたま市に観光する人を刺激する・一緒に“観光地:さいたま市”をつくる」という目的で、ブログやソーシャルメディアを利用されているようで。
決して誰も「ブログを作ること」を目的としている人は、いなかった。
○そして感じた、ブログ=ライフスタイル構築ひと通り、彼らの考え方を聞いていて感じたのは。
ブログを書くということは自分を残し、自分を築き、自分に気付く“ライフスタイル”であると。
メディアだとか、ご立派なことを考えていると、ブログを書くのは面白くなく、続かない。
そうではなくて、自分のライフスタイルとして、ブログを書くという行為から人生を楽しく歩み進めていけることこそが、ブログの素敵なところなのではないだろうか。
○ちなみに:その他、細々した情報・コグレマサトさんは、人気ブロガーで結構な著名人のくせに、実は顔出しNG。
・コグレマサトさんは、声も見た目もわりと愛らしい。
・情報は、出す人のところに集まる。
・結果的にブログは、PVやUUを狙わず、書きたいことを熱心に書いた方が良い。
・このイベントは
マキコミの技術の出版記念イベントだったよ。
・
zenbackというサービスは、けっこう面白くて便利だよ。
・シークレットゲストの
藤岡みなみさん「公式(オフィシャル)Webサイトって、動きが遅いって言うか、動いてないっぽいイメージがあるじゃないですか」「もっと早く、しかも自由に発信(発言)できる、ブログやタンブラー(
Tumblr)が好き」。
・2ちゃんの「ライブドア」、エロの「FC2」、芸能人の「アメブロ」。
・そう言えば僕も小さな事だけど、ブログを通して知り合った人・ブログを通じて入ってきた情報、色々あった。これが「マキコミ」であり「マキコマレ」の始まりなのかっ!
…以上、かなり散文的に長くなってしまってスミマセンでした。
イベント、ちょっと難しかったですけど、楽しかったです。
あと、徳力さんがほとんど喋らなかったのが残念でした(笑)。
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