(僕が秘書室に所属していたあの頃に知りたかった!)
社長と社員との会食、役員の他社重役への接待、部長面々が集まる決起集会。
色々な場面で、特に“秘書”というポジションの人間には、場所選びという重要な仕事が任されたりする。
「食事が美味しい」「お酒のセンスが良い」「静かな個室」「会社や駅からのアクセス」「店員の態度など店舗の信頼」「外装・内装のかもし出す雰囲気」「サプライズなど少しの遊び心」などなど…。
いくつもの条件を鮮やかにクリアした食事処を選び出すという、えらく高度な仕事を、秘書という人間は担ったりする。
でも、それは正直むずかしい。
秘書の待遇は会社によるだろうけれど、普通に考えれば、接待に使えるような高級店を何件も自分の足で下見するほど、金にも時間にも余裕なんてあるはずない。
仮に僕の過去で言えば。
日中は広報担当としていくつかのメディア向けの仕事をしていたり、兼務する開発サイドとの意思疎通(サービスの運営とか)を考えたり調べたり、突発的なミーティングに参加したり、社内広報としてメンバーの状況を観察したり。
「雑用だけど“やったほうが良いこと”は何でもやっとく」みたいなポジションにいたので。
正直、大事な会食に使える飲食店を探している余裕がなく、キライな種類の仕事だった。
大事だってことは承知していたし、今ならその“秘書のお店選び”を楽しめる方法は少しだけ見えているけれど。
当時の僕は、やっぱりニガテな仕事だった。
あの頃、この
接待・会食のお店探しなら【ぐるなびこちら秘書室!】というサービスを知っていたらなぁ…。
間違いなく、会員登録していただろうなぁ。
タイムマシンで、2009年10月あたりの僕に、教えてあげたい。
(サービス自体は2002年10月~スタートしていたんですってよ!知らなかったね!)

この「こちら秘書室!」は、2002年10月ごろから「全国優良企業の秘書または秘書業務に従事している方々を会員組織化し、その会員と接待向きの高級飲食店を結びつけるほか、高級飲食店下見会や秘書向け懇親会の開催、手土産情報の提供、秘書同士のコミュニケーションの場である掲示板の提供など、秘書業務等に関わる際に役立つ様々なサービスを展開」してきたのだそうです。
(株式会社ぐるなび企業情報、ニュースリリース
「秘書室本会員」制度の開始および検索機能の追加より)
そして最近はじまったらしい「秘書室本会員」制度。
別に、お店の情報に関しては、本会員にならなくても閲覧できるようです。
ですから、お店選びの目的だけであれば、もう以下のことはどうでも良いのですが…。